採用時・入社後のフォローアップでも活用し、選考・内定辞退と早期退職の防止に貢献
日本リファイン株式会社様
- 業種
- 溶剤のリサイクル・環境機器のエンジニアリング事業
- 従業員数
- 101名〜500名
- 利用シーン
- 中途採用
「人類が持続的に発展できる社会を実現するために、『資源』『環境』『こころ』のリファインを業とし社会に貢献する」ことを経営理念として掲げる日本リファイン株式会社。採用活動や入社後のフォローアップに積極的にHRアナリストを活用したことで、選考・内定辞退率や早期退職者数を改善することができました。千葉人事総務課 谷仁さんにHRアナリスト導入前の課題や、採用時や入社後のHRアナリスト活用方法などお話を伺いました。
HRアナリストの導入以前に抱えていた採用での課題は何でしょうか?
一般的な認知度と他社に対する競争力の低さに課題を感じていた
日本リファインは有機溶剤のリサイクルや、リサイクル設備の設計・販売といった中間材を扱っています。一般の方にはなかなか知名度がなく、まず母集団形成で苦戦していました。それに加え、化学産業は危険・汚い・キツいというイメージがあります。安全なイメージのある食品産業や、大手企業に比べると競争力の面でも課題を感じていました。実際、他社と併願して選考を進める方が多く、面接に進んでもらってもなかなか意向上げができず、辞退されるケースが多かったです。
HRアナリスト導入を決めた理由を教えて下さい。
分析結果の正確さと、面接官がうまく現場で活用できていたこと
これまでは社内で協力をしながら、我流で採用活動を進めていました。しかし、数年前と比べ採用活動がだんだんと難しくなるのを感じ、採用に関するセミナーや勉強会に積極的に参加するようになりました。HRアナリストをトライアルで利用してみようと思ったのは、「面接の中でうまく熱意を伝えられるようになれば」と考えたからです。私自身、候補者側として受けた事前アンケートへの分析結果を見て「当たっている」と感じましたし、周りにもそう言われましたね。また、候補者に対する質問の切り口のに参考になると思い導入を決めました。
HRアナリストを導入後、活用されてみていかがでしょうか?
辞退率が改善し、早期離職者も激減
HRアナリストの分析シートを参考に、候補者の傾向を把握した上で質問内容を考え面接に臨んでいます。特に口数が少なかったり、志望度が見極めにくい候補者に対しては、このような傾向や参考情報は大いに役立っています。面接中にきちんとコミュニケーションを取ることで、最近では技術職や原料職など、候補者を集めにくい職種においても採用することができました。これまでは、面接に来てもらっても意向上げの部分で苦戦し、辞退されることが多かったので、とても効果を感じています。
「早期離職を防ぎ、長期で勤めてもらえる人を採用したい」という思いは、現場の部長・課長クラスも強く、想定していた以上に、HRアナリストをうまく活用してくれています。HRアナリスト導入後、早期離職者の数が著しく下がった地区もあります。
今後はどのようにHRアナリストを活用していきたいとお考えですか?
HRアナリストの分析結果を、採用時だけでなく、入社後のフォローアップに活用しているケースも聞いています。今後もHRアナリストで、入社した人・入社しなかった人の傾向を分析するなど、有益に活用していきたいと思っています。