ダイレクトリクルーティングで成功する会社、失敗する会社の特徴と解決策

2017/10/24

「ダイレクトリクルーティング」という言葉が市民権を得たことにより、それに準ずるサービスも多く登場してきました。

人材系のセミナーや勉強会でも、ダイレクトリクルーティングに関する内容のものが増えてきたと思います。
ダイレクトリクルーティングは使い方によっては武器になりますが、勘違いするとただの時間の無駄になるものです。

目次

ダイレクトリクルーティングで面接は減らせない

ご相談をいただく内容にも「ダイレクトリクルーティングしたいんだけど、どうやったらいいの?」という声が多いのですが、少々困ったなと思うこともあります。

困るというのが、「ダイレクトリクルーティングを導入すれば、応募者の面接に時間を割かないでいいと聞いたんで取り入れたいんです。」という相談。

セミナーや勉強会では、ダイレクトリクルーティングのメリットの一部として、「欲しい人に直接アプローチできる」「無駄な面接を減らせます」など挙げられます。確かにこれらのメリットは理論上はその通りなんです。しかし、この理論がすべての企業に当てはまるかというと、そうではありません。上記のような会社では、採用活動がそもそも得意ではない場合があります。

採用が得意ではない→実際採用できない→採用モチベーションの低下→できる限り面接したくない→なんかダイレクトリクルーティングという手法があるらしいぜ

この流れでダイレクトリクルーティングを導入すると、まぁ失敗します。ダイレクトリクルーティングというのは、数多くある採用手法の一つの概念であり、採用が不得意な企業の採用を強化するものではありません。

ダイレクトリクルーティングのKSFは「面接(面談)」

これらの企業で起きる負のループはこんな感じです。

採用が得意ではない→実際採用できない→採用モチベーションの低下→できる限り面接したくない→なんかダイレクトリクルーティングという手法があるらしいぜ→ダイレクトリクルーティングやってみた→会う数減らせたけど会ってみると違うよねor受けてくれるけどフェードアウトしてるよね→アプローチする層が間違っているんじゃない→アプローチ変えてやってみた→やっぱり同じ結果になる→会う人増やしてみる?→ゴニョゴニョゴニョ→そもそも採りたい人材像が違うんじゃない→うまくいかないじゃん!

もし、このような状態になっているのであれば、ダイレクトリクルーティングを導入する前に見直して欲しいことがあります。それは「面接(面談)」です。

面接力を上げる3つの方法

ダイレクトリクルーティングにおける面接力、面談力(以下、面接力)をあげるには3つの方法以外ありません。

1.採用熟練者or高い成果をだす人材or営業力の高い人材にお願いする

ここでおこなわれる面接(面談)というのは、一般的に言われる面接ではありません。
質問シートがあってそれにそって質問をしていく、形式ばった場所で形式立てた会話をしていく、仕組化された面接とはちょっと違います。

例えるなら、経営者のVCとの最初の面談、営業マンならパートナー企業との契約、社内であれば部署間の連携面談に近いものです。

採用熟練者がいないのであれば、高い成果をだす人材、営業力の高い人材にお願いしましょう。
エンジニアの採用などでは、営業力の高さよりもエンジニアとして優秀かどうかが鍵を握ります。

2.(採用熟練者がいない場合)専門家からのアドバイザリーか研修

高い成果をだしていても、営業力が高くても、採用では微妙に異なる部分が存在します。
なにより「何をすればいいの?」というのが頼まれた側の本音だったりします。
会社の採用方針を共有する必要がありますし、採用業界における不文律なども知っておいたほうがいいでしょう。

社内にこのようなナレッジが無い場合、ダイレクトリクルーティングに詳しい人間にアドバイザリーをお願いしてみてください。私もそのような仕事をしていますので、もしご要望があればお声がけいただけると嬉しいです。

通常の面接研修でも効果が無いわけではないですが、特化した研修があるならば、そちらのほうが好ましいです。

3.(ある程度)量をこなして、改善する

とにかく多くの人に会っていきましょう。とにかく多くの人と面接する企業は面接数を減らす活動をしてもいいと思いますが、とにかく量を面接することです。
会うまでのオペレーションに関しては、自社で出来るのが理想ですが、アウトソーシングを使用するのも手です。

これは私はやっていないので、企業をご紹介します。

面接をしながら、面接や面談を細かくチューニングしましょう。
採るべき人材像をはじめとした採用方針もチューニングすることになります。

最初にもありましたが、採用力が高くない(採用が得意ではない)のに量を減らすというのでは、「欲しい人に直接アプローチできる」「無駄な面接を減らせます」というダイレクトリクルーティングのメリットを得ることは難しいでしょう。

もし、ダイレクトリクルーティングを導入する場合は、ツールや媒体の精査に加えてこれらのことを気に留めていただければと思います。

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